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横浜相談室みらい
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トピックス
このコーナーでは私、後藤正義が日々のカウンセリングで感じたことや皆さまが疑問に思っていることを最近の傾向をまじえてお話しさせて頂いております。

興味のあるタイトルがありましたらお読みになってみて下さい。問題解決の一助になれば幸いです。
トピックス
H22.7/1 離婚時に「情 (じょう)」 が残る夫、切替えの早い妻。 なぜ?

二人の話合いで離婚することが決まったのに、夫が妻に何度も離婚の確認をしたり、やり直しを提案したりすることがよくあります。これに対し妻はサバサバしたもので、離婚に向けてサッサと準備を進めます。あまりに楽しそうにしているので「もしかしたら離婚したくないのでは?」と夫が誤解してしまうほどです。そこで夫が確認しても妻は絶対に翻りません。「女性は一度決めたら変わらない」とよく言われますが、果たしてそれだけでしょうか。いいえ、その理由は婚姻中の「我慢(ガマン)」にあるのです。一般的に夫と妻は主従の関係に近く、妻は夫の仕事を最優先にして家事や子育てを受け持ち、空いた時間を利用してパートで働き家を支えてきました。妻には「自分は今までずっと夫のため子供のために自分を犠牲にして夫に仕え、我慢してきたのだ」という気持ちがあります。だから、離婚が決まった途端に「やっとこれで解放される」という安堵感の方が強く、夫のように「情」で後ろ髪を引かれることはないのです。これに対し夫には妻が自分のために今までついてきてくれたという感謝の気持ちがあり、「愛情」から「愛」がなくなっても「情」だけは残るのです。
H22.3/1 相手が「離婚したい」という言葉の裏には必ず理由が!

ご主人や奥様が具体的なことを殆ど言わずに「性格の不一致」や「価値観の相違」を理由に離婚を要求してくるとき、本当にそれだけの理由であった事はまずありません。
理由を言えない、言っても仕方がない、揉めたくない、自分でもどうしていいのか分らない等の気持ちからとにかくゴリ押しをして離婚に同意させようとしてきます。
早々に「ハイ、そうですか」と離婚届に判をつく人もいませんので当然揉めるわけですが、その時こちらがどんな態度で接するかでその後の展開が大きく変わってきます。
怒りにまかせて反発し続けたり、逆にしょげかえっているだけでは何も解決しません。
その理由が思いがけないことである場合も多く、当事者の自分ではなかなか見つけにくいものです。また男女の感覚の違いもあり、話してくれたとしても理解できません。
そして理由にはそのきっかけとなった原因(出来事)も必ずあるはずなので、夫婦問題を解決しようとするときにはそこまで突き止めてから対処すべきなのです。
まずは「真実を知る勇気」を持つことから始めましょう。
H22.2/15 「お金」も大事ですが、「意地」も過ぎれば大きな損失!

離婚協議で揉めた場合、互いの言い分は山ほどあるのですが、一生このままでいることもできずに時間をかけて気持ちの整理をし、先を見据えて決断を下します。そして財産分与、養育費、慰謝料(解決金)などを決めていくのですが、そのいずれもが金額という数字で表されることになります。不動産も評価額という数字で価値が判断されます。その数字が多い少ないで、また揉めるのですが、その話し合いにある程度の月日がかかるのは仕方ないにしても、調停に行っても決まらず、数年も対立したままというのは困ったものです。お互いの意地がぶつかり合って一歩も引けない状態では前にも後にも動くことができず、人生の大いなる無駄遣いとなってしまいます。よく考えてください! あなたの人生の目的は幸福になることであり、結婚もそのためにしたはずです。それがこのままでは無理だと判断したから離婚して新たな道に進む決断をしたのですよね。根競べをして勝ったところで失った時間(人生)は取り戻せません。「意地も過ぎれば大きな損失」と心得るべきでしょう。
H22.1/15 修復は離婚の何倍もむずかしいという現実

妻が日頃の不満に対して我慢にガマンを重ねて出した離婚という決断も、夫が自分の浮気をなじられて逆切れして出した離婚という決断も、一度切れた絆(きずな)をつなぎ直すのは本当に大変です。もともと細くなっていた絆が切れたのですからいったんはつながったように見えても、何かあればすぐに切れてしまいます。それは夫婦間に問題が起きた時、日頃の恨みをここぞとばかりに攻め過ぎてしまい、相手が謝っても許さず自分の気が済むまで攻め続けた結果であることが多いです。逆襲されて初めてやり過ぎたことに気付くのですが、時すでに遅く別居や調停という冷戦状態に入るケースがほとんどです。修復には傷を治すための時間が必要です。「あせらずに待つ」という”時薬(ときぐすり)”を使いながら、今までとは違った自分をどれだけ相手に伝えられるかにすべてがかかっています。「相手を変えたければ、まず自分から」という言葉があります。自分が変わってもすぐに信じてもらえる訳ではありませんが、諦めずに待てる自分づくりがカギとなります。
H21.12/1 時効は2年!離婚後の「年金分割手続き」を忘れていませんか?

一昨年4月から離婚時の年金(厚生年金)分割制度が開始されましたが、離婚後すでに時効の2年が過ぎてしまっている方が出始めているようです。時効は財産分与と同じ離婚後2年です。その間に分割割合を社会保険事務所に届け出なければなりません。離婚届を出せば自動的に手続きがとってもらえると思っている人や65歳になってからすればいいと思っている人もおられるようですが、放っておくと請求権を失います。厚生年金部分の2分の1といえば数万円にもなり、しかも死ぬまで支給されるのです。夫の退職金の恩恵も受けられず、将来仕事を続けることに不安のある女性にとっては非常に助かる制度です。実際の話として離婚した妻が気づかないことをいいことに時効が成立する2年間は極力連絡を取らないように努めている夫もいると聞いています。年金分割制度は当初こそメディアにも取り上げられ話題となりましたが、何といっても新しい制度だけに馴染みも薄くうっかり忘れてしまっている人達もけっこういるのではないでしょうか?
H21.11/1 「離婚したい」 より 「修復したい」 が圧倒的に多いご相談

現在、ご相談者の男女割合はほぼ半々くらいですが、男女を問わず「離婚したい」という方より「修復したい」という方のほうが多いのが現状です。男性、女性それぞれに修復したい理由は子供、世間体、経済事情‥ と全く異なりますが、相手を思いやる気持ちに欠け話し合いの場がもてなくなっている状況は皆さん共通しています。そして、そのほとんどが別居や離婚調停前にお見えになります。別居や離婚調停は夫婦関係の破綻のはじまり及びその意思表示となるので、さすがにもう限界となって来られるのでしょう。しかし時期が遅すぎて打つ手が少なくなってからの修復は困難を要します。ただでさえ修復は離婚の何倍も難しいのに、別居がどちらか一方に居心地の良いものとなってしまってからでは手遅れなのです。手が打てるうちに使えるもの(人)をすべて使って最悪の事態に備えるべきだと思います。
H21.10/20 ネットや本から得たあなたの知識、本当に大丈夫ですか?

最近ではインターネット上のさまざまなホームページやブログで「離婚」や「調停」などに関する知識、体験談が掲載されています。非常に便利で私も確認や勉強に利用させて頂いています。確かに知識としては正しいものがほとんどなのですが、問題はそれがご自分のケースに当てはまるかどうかということです。一般論としては正しくても、実際にはまったく違う結果になることが多々あります。例えば「暴言も暴力と同じDVだ」という解釈からそれだけを法的離婚理由にして調停を経て離婚裁判を起こそうとする人、浮気メールの証拠だけで慰謝料の請求や離婚裁判を起こそうとする人などは思いもかけない結果になることが多いのです。これらは聞きかじりの情報(知識)を自分の都合の良いように解釈しているからにほかなりません。すべての話し合いがスムーズに進み、なんのトラブルも生じずに協議離婚が成立することはまずありません。それほど気が合うのであれば離婚となることもなかったはずです。相手にとって少しでも不公平な部分のある合意は途中まではうまく進んでも、相手が少し勉強すれば簡単に撤回されてしまいます。まして調停や裁判ではなおさらです。
H21.9/1 日本の離婚(単独親権)は残酷、イタリア(共同親権)との違いは何でしょう?

先日、東京新聞に掲載されたイタリアの特派員 P・デミ9リア氏(男性)の記事を紹介します。
「イタリア、日本とも、離婚が増えたのは最近のこと。イタリアはカトリックの国だから30年ほど前までは法的に離婚が認められなかった。ただ離婚をめぐって両国には決定的な違いがある。日本では子どもは母親が引き取るのが一般的だ。(単独親権) 父親は養育費は払い続けるが、子どもとの関係は断ち切られることが多い。子どもはオリジナルの父親を失い、父親としての役目が終わってしまう。これは残酷なことだ。 一方、イタリアの場合。私には先妻との間にロンドンで働く娘とアルプスでスキーのインストラクターをしている息子がいる。その二人が母親の違う弟、つまり私と今の妻との間に生まれた子どもの誕生パーティーのためにベネチアの私の自宅に来てくれた。離婚しても親子の関係は続くし、母親、父親が違っても子どもたちは兄弟なのがイタリアなのだ。」
ゴッドファーザーの国、お国柄や宗教心の違いと言ってしまえばそれまでですが、そこには単独親権(日本)や共同親権(イタリア)などの法律の枠を超えた親子のきずなを感じます。子育てにおいて子どもが親を信じ、親も子どもを信じる姿が見えます。親子と夫婦の関係は別物、離婚でそれを断ち切る権利は誰にもないのです。
H21.9/1 どんな傷も必ず小さくなります。 ”時”をやり過ごすことが大事!

夫婦の間で起きたトラブルから受ける心の傷は本人にとってかなり大きなものです。親や友達は「サッサと離婚して次に進んだ方がいい」と言いますが、そんな簡単に決められるほど人の心は単純にはできていないのです。そう言っている親や友達もことが自分となればできるものではありません。
配偶者の不倫や暴言に傷ついて来られるご相談者は相手を責めては後悔、自分自身を責めては後悔のくり返しで、何も進展しない現状に苦しみます。耐えるしかないと分かっていても、今の辛さを何とかしたくていろいろ考え実行します。実際に上手くいくことは少ないのですが、それが無駄だとは思いません。私はむしろ必要なことだと思っています。何もしないで結論など出せないのです。
ご相談者のほとんどは事が起きてから約一年で大きな決断をしています。逆に言うと離婚という大きな問題を抱え傷つき、何らかの結論を出すまでにはそのくらいの”時”が必要だということです。(経済的に見通しの立てやすい男性の方がやや早い傾向)
どうすることもできない今のお気持ち、本当につらいと思います。受けてしまった心の傷は決して消えることはありませんが、その痛みは必ず小さくなっていきます! その間をどのようにして時をやり過ごすか、その試練をどう乗り越えるか、がその後の人生に大きく影響します。
H21.7/1 「結婚」 って、「夫婦」 って何でしょう?

ご相談者がよく「私たちの結婚って、何だったんでしょうね。」「夫婦って何なのでしょうか。」という言葉を口にします。夫婦が引くに引けず、押すに押せない状態で疲れ切ったときに出てくる言葉です。
あなたはお友達と二人で旅行に出たものの些細なことでケンカとなってしまった経験はありませんか?そのまま仲直りできずに別々に分かれて旅する二人もいれば、一方が折れて仲直りして一緒に旅を続ける二人もいます。あなたはどちらのタイプでしょうか。お互いに好みや価値観は違っても、それが許せる範囲かどうかで二人の相性の良し悪しも決まります。
結婚するということは “夫婦の歴史”を作るということです。その歴史には幾度となく夫婦の危機がおとずれ苦労もしますが“絆”も深まっていきます。
しかし、最近では二人の歴史が築かれる前に別居や離婚となってしまうケースも多く、特に30代のご夫婦にその傾向が多く見られます。
結婚や出産という大事業を終え、安心して一息ついた頃に訪れる夫婦の危機は本当に危険です。大事業を終えるまではと我慢していた互いの不満が一気に噴き出して衝突するからです。浮気、お金、実家、暴力‥と形を変えていろいろな問題が引き起こされます。ここをどう乗り切るかが将来を決めると言っても過言ではありません。
H21.6/1 親の離婚に子供が置き去り

これはつい先日、離婚の”現場”で起きている実話です。小学3年の男子A君は塾に通っています。算数で特に苦手な引き算をやっとのことで覚え、掛け算、割り算へと順調に進んでいました。自信もつき表情にも明るさが出てきたころ、突然塾に来なくなりました。その2週間後にやってきたA君は別人で明るさは消え、うつろな目をした少年となっていました。何よりも驚いたことは15-8 のような簡単な引き算もできなくなっていたのです。びっくりした先生がすぐに母親に連絡して聞いたところ、ご夫婦は数日前に離婚したとのことでした。そこで更に問題だったのは母親が子供の異変にまったく気付いていないことでした。おそらく自分達の離婚でお子さんにまで気が回らなかったのでしょう。お子さんへの伝え方もまずく、突然だったようです。まだ一人で生きていけない子供にしてみれば親の離婚は明日のわが身が不安につつまれる一大事です。
子供はペットではありません、何も分らないと思ったら大間違い。人生の節目となる一大事にはしっかり目を見て、一人の人間として対しわかりやすい言葉で説明するべきです。
H21.5/1 DVは治らないって本当?

私達カウンセラーの仲間内でも「借金(ギャンブル)とDVは治らない」と格言のように言われている事があります。
正確には「治りにくい」が正しいのですが、それほど厄介だということです。
なぜ厄介かというと一度味わった”蜜の味”が忘れられずに繰り返され、習慣的に身についてしまうからです。蜜の味とはギャンブルでいえば予想を的中させて勝利した時の達成感や幸福感、DVでいえば不安や不満から蓄積されたイライラ(毒)を暴力や暴言という形で自分より弱い相手に向け吐き出して得られる一時の安心感のことです。
つまりDVは「おまえが悪い」「しつけだ」という大義名分のもとに行われる自分自身の”毒抜き”なのです。誰しもそのようなことをしてしまった経験はあると思いますが、問題なのはそれが習慣となりエスカレートしていくことです。子ども同士のいじめもそうですが、DVは初回で相手から反撃を受けると続けにくくなりますが、黙っていると更に攻撃がエスカレートます。
ほとんどの人は毒抜きをスポーツ、趣味、飲酒、恋愛(浮気?)などDV以外の方でバランスをとることができるのですが、真性のDV加害者になってしまうとDV以外の方法では毒抜きができません。
まずは”毒”を作り出している原因を本人がしっかり確認することと、それがDVに発展していく自分自身の思考過程や行動を頭の中に繰り返し叩き込むことが大事です。
理由なくDVをしている人はいません!
H21.4/1 一方的な「別居」に、成すすべはないのでしょうか?

夫婦が「離婚する、しない」で揉め、たとえ調停や裁判に行っても法的離婚理由がないため離婚できないと分かっているような時。離婚を申し出た側が一方的に「別居」という強硬手段をとってくることがあります。そのようなケースで「夫(妻)が出ていくのを何とか止められないものでしょうか?」というご質問をよくお受けします。結論から言うと、話し合いができない状態では“止める手だてはありません“というのがお答えです。確かに民法752条「夫婦同居の義務」に反する行為ではありますが、法的に強制強要するには至れないのが現実です。頭を冷やしてお互いを見つめ直すための別居なら良いのですが、離婚への決意や修復拒否の意思表示であったり、夫婦破綻の状況をつくり出す目的(5〜8年後の判決離婚を目指して)であったり、浮気や不倫で自分が有責配偶者となることを回避する目的である場合が多いのです。夫婦は離婚するまでは身内ですが、してしまえば他人です。そうなる前に別居中でも何か打つ手があるはずです。ご一緒に考えましょう。
H21.3/1 「うつ病」を理由に離婚を迫る夫

“別れたい夫と別れたくない妻”にこれといった法的離婚理由が見当たらない時、夫が強硬突破をはかり、暴言、罵倒、無視などさまざまな「嫌がらせ」をしてくることがあります。「俺をこれ以上苦しめないでくれ」「自分が壊れてしまう」「俺をうつ病にしたのはお前だ」などと言って妻を責め立てます。この場合 @本当に過去の我慢が蓄積されて爆発したケース A異性問題など別の理由を隠して演じているケース があります。@は原因が妻だけでなく仕事や親族とのトラブルなども重なって引き起こされる「心の病気」のケース。Aはほとんどがいずれバレており、実際には非常に多いケースです。また@とAでは妻のとるべき対応もまったく違うので、夫の口から「離婚」という言葉が出たからといって慌てて反論したり、質問責めにしてはいけません。初めはびっくりして口論になってしまったとしても、少し冷静になったらその裏に隠された本当の理由を確かめることが大事です。
H21.2/1 離婚後の面会交流「わが子に会いたい!」

毎年20万組が離婚し、その約7割に子供がいます。離婚しても一生子供の親であることに変わりはないはずなのに、親同士の感情のもつれなどから会わせてもらえないケースが後を絶ちません。離婚時に約束し協議書や公正証書に記載したにもかかわらず面会を拒否され続けています。「面接交渉権」を盾に調停を申し立て、履行勧告をしてもらっても法的な強制力や罰則がないため拒否され続けているのです。何故でしょうか。
私がよく聞く理由は@うまく手なずけられて子供を奪われることが心配。A憎み合って別れた相手から子供が悪影響を受けることが心配。B会わせた後、甘やかされて帰ってきて子供がわがままになりしつけができない ‥などです。お相手のことが信用できなくなって離婚した訳ですから、そのお気持はよくわかります。しかし、子供が成長するためには両方の親が必要なのです。片親からの片聞きではなく本当のことを知る権利もあるのです。両親に自由に会える環境は子供の精神的な健康上、非常に大切です。親が離婚した子供は離婚率が高い(離婚の連鎖)と言われています。最近増加している「うつ病」や「凶悪事件」の背景にも親の離婚が取りただされています。少なくとも離婚した親の責任として、不幸が不幸を生み出すことだけはを止めてあげて下さい。
H21.1/1 夫婦のコミュニケーションは「挨拶」から

死を前にして息をひきとる直前に家族がそばにいてくれたら、あなたはどんな「言葉」を最後に聞きたいですか? また逆の立場ではどんな「言葉」であなたの気持ちを伝えたいと思いますか? それはきっと「ありがとう」の一言ではないでしょうか。たくさんの山や谷を乗り越えることで夫婦の歴史は築かれていきます。喧嘩をして心を傷つけられた悔しさもありますが、感謝もしっかり積み上げられているのです。「おはよう」「おやすみ」、「行ってきます」「行ってらっしゃい」何気ない一言でも夫婦の関係は良くなるものです。普段の生活の中で当たり前となってしまった感謝の言葉をしっかり発してみませんか。
<勘違いや思い込みから起きる喧嘩> <言い方が強すぎて起きる喧嘩>、これらはすべて普段のコミュニケーション不足が原因です。職場と同じように家庭でもコミュニケーション作りが大切です。恥ずかしがらずにまず自分から「挨拶」してみましょう。
H20.12/1 離婚理由が犯罪事件の場合の子供への対応

離婚理由が薬物犯罪(覚せい剤など)やワイセツ犯罪であった場合、子供への対応(説明や接し方)は非常に難しいものとなります。子供が男の子か女の子かによっても違いますし個人差もあるので、どの時期にどのように話せばいいのか、どこまで話すかなど慎重に進めなければなりません。その心づかいは共に暮らす親子の信頼関係を築くために非常に重要です。周囲にその事件を知っている人がたくさんいる場合には、周囲から伝え聞いた子供は事件のことで傷つくだけでなく、共に暮らす親に対しても不信感を抱いてしまいます。最終的には全てを話す事となりますが、受け容れられる時期に理解できる分だけ話してゆくことが大切です。
H20.11/1 突然「離婚したい」と言われ、理由もあいまい‥

突然、「共に暮らすことが苦痛になった」「もう、我慢できない」と言って、過去の出来事をいくつも並べ「性格の不一致」や「価値観の相違」を理由に離婚や別居を求めてくるケースがあります。そんな時、本当にそれだけの理由であったためしはありません。
その殆どが二つに大別されます。一つは「好きな人ができた」などの異性関係。もう一つはうつ病や心的障害など「心の問題」によるものですが、その原因として男性は<仕事・人間関係>、女性は<出産(子育て)・嫁姑関係>、また生活環境の変化や身内の死なども大きく影響します。
理由が「異性関係」であった場合には状況次第で対応の仕方も変わってきますが、中には「不倫をする原因を作ったのはそちら」と言って開き直り、自分の非を認めない方も多くいます。理由が「心の問題」であった場合には「自分が辛かった時、あなたは何もしてくれなかった、気付いてもくれなかった」という傷を負っているのでどんな弁解も通用しません。あなたが「やり直したい」と思うのであれば、離婚を言い出した本当の理由を見極め、どんな態度で接していくかが重要です。
H20.10/1 「結婚」が “子種欲しさ“ とも思えるような結果に!

結婚して子供ができ「さあ、これから」という時に、さまざまな原因で夫婦不仲となり、妻が子供を連れて実家に帰り一時的に別居することがよくあります。昔は夫が迎えに行けば、しぶしぶでも一緒に帰って元の生活に戻れたのですが、現在ではまったく違う結果となってしまうケースが少なくありません。それは二度と自宅に戻ることなく、子供とともに実家に住み続けて離婚の要求をしてきたり、婚費(生活費)の請求をしてくるといったものです。その背景には夫側の原因だけでなく、妻の精神的な問題(うつ病や境界性人格障害など)や妻の実家の過干渉なども大きく影響していることが多々あります。夫にしてみると子種欲しさの結婚だったのでは?と思えてしまうような心境です。
H20.8/15 「原因」、そのほとんどがコミュニケーション不足です。

最近、ご相談者の年齢が男女共に30代前半と30代後半に集中し、その数も非常に増えています。その理由は @20代半ばから後半にかけて結婚(同居)し、相手の性格や価値観の違いが分かってきたり、子供ができたことで夫婦の間に溝ができ始めるのが30代前半です。結婚前に抱いていた夢や相手に対する期待が裏切られるのがこの時期なのです。A30代前半の危機を我慢して凌いでも、互いの不満や要求は大きくなるばかりで何も解決されません。経済的にも余裕ができ子供にも手がかからなくなって、自分の人生を考える時間ができるのが30代後半です。この時期、人としての落ち着きや魅力が備わり異性と関わるチャンスも増えてきます。そして「運命の人」や「第二の人生」という言葉で行動を起こします。「今ならまだ人生をやり直せる」と思うのがこの時期なのです。
これらすべての根本的な原因はコミュニケーション不足にあります。それは互いの価値観を理解するための話し合いや子育て協力、夫婦関係維持のための話し合いを怠ったことによるものです。今からでもやり直せるご夫婦もいれば、何をしても無駄な場合もあります。相手あってのことなので、なかなか思うようにはいきません。まずは現状を客観的に把握することから始めましょう。
H20.8/15 夫に浮気をされた妻の心理

浮気をしてしまったご主人からのご相談でよくあるのが「私がいくら謝っても許してくれないんです。これ以上どうすればいいのでしょうか?」というものです。ご主人からすれば起きてしまった過去はどうしようもない、これからは絶対にしないと約束するのだから許して欲しい。ということなのでしょうが、奥様にとって問題なのはこれからのことよりも、この一件(裏切り行為)で自分の心の中にできてしまった不信感を消し去ることができないことなのです。不信感を抱いている相手(ご主人)からいくら謝罪されても信じることができないのです。その時奥様ができることはご主人を責めることだけです。自分(奥様)の心の痛みをわかって欲しい、その辛さを何とかしたいという叫びなのです。よく「肉体関係は無かったのですが‥」と言われるご主人がいますが、奥様にとっては体より心を奪われたショックの方が大きいのです。
H20.7/18 セルフカウンセリングのすすめ

相談室に来る前に誰にでもできるセルフカウンセリングをご紹介しましょう。もしかしたらそれで問題が解決してしまうかも知れません。これは私がカウンセリングに入る前に必ず作成しているものですが、これを書くだけで以後のカウンセリングが非常にスムーズに進みます。
悩み事でいっぱいの貴方が頭の中を整理してもう一度考えてみたり、誰かに相談する時にも必ず役に立つはずです。
まず、上図のようにご夫婦を中心とした周囲の方との相関図を描いて下さ
セルフカウンセリングのすすめ
い。記載するのは子供、兄弟、両親(実家)、祖父母、友人、不倫相手など。 年令や学年、居住地と共に共有財産(不動産など) も書き入れて下さい。
そしてあなたが抱えている問題点を箇条書きにしてみましょう。これだけでも少しスッキリするのですが、最後に今あなたの心の中にある感情(辛い、悔しい、悲しい、淋しい、怖い 等)を素直に書き出してみて下さい。図形や文字にすることで、現在自分が置かれている状況がハッキリしてきます。人生という地図の上でこれからどうすれば良いか、どの道を進めば良いかを考えるとき、今自分がどこにいるかが分からなくては進みようがありません。
是非一度ためしてみて下さい。
H20.7/1 離婚届の不受理申出の有効期間(6ヶ月)が無期限に!

平成20年5月1日から戸籍法が改正され、離婚届の不受理申出制度が正式にでき、以前は1回の申出による不受理の効力は6か月間でしたが、この改正でその効力は無期限となり、1度出せば半永久的に続くこととなりました。
申出先は届け出をする人の住所地の役所で、本人確認のできる証明書類や認印を持参して本人が直接窓口で行います。取下げる場合は「不受理申出取下書」を提出します。
* 本人確認できる証明書類 <運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード(写真付)等、官公署発行の証明書。又は年金手帳、健保証、実印と印鑑証明書等を複数提示>
* 外国人は離婚届不受理申出ができなくなりました。<理由は「不受理申出は申出者の本籍地の市町村長あてに出して受付けられると定めらているため、外国人登録により管理されている外国人には本籍地がないので申し出できない」との事。>
H20.6/1 「子供のことを考えると、どうしたら良いかわかりません。」

暴力や借金など身の危険や生活難に迫られているような状況でなければ、子供への影響を考えたら離婚などしない方が良いに決まっています。
しかし不貞や暴言、親族問題などにより心を傷つけられて暴力以上の痛みを感じてしまうのも人間です。人により痛みの感じ方は違いますが、それが我慢の限度を超えたとき自分の人生に疑問が生じます。夫や子供のためにと髪をふり乱して頑張ってきた自分の将来に希望が持てなくなるのです。人は食べていくためだけに生きているわけではありません。幸せを感じたくて生きているのです。
そして、自分の人生はこのままで良いのか? 今ならまだ再スタートできるのでは?
という気持ちと子供を犠牲にしても良いのか?という気持ちの板挟みで悩みます。
その結果、心は閉ざされ家庭内別居でセックスレス状態となり辛い毎日が続きます。
少し乱暴な言い方ですが「子供のことを考えたら何も決められない。」というのが私の持論です。子の幸せを親が願うように、親の幸せを喜ばない子はいません。それが全ての手を尽くした上での決断であれば、子供も必ず理解してくれるはずです。
大事なことは後々子供にきちんと説明できる行動をとる事と自分が幸せにならなければ子供を不幸にしてしまうのだという気概を持つことです。
そこに自信が持てなければ、何かまだやり残していることがあるのだと思います。
H20.5/1 浮気相手に請求できる「慰謝料」の相場って、どのくらい?

良く戴くご相談に「浮気相手に対して慰謝料はいくら取れますか?」とか「多額の請求をされたのですが、全額支払わなければダメですか?」というものがあります。
慰謝料とは精神的苦痛に対する損害賠償金のことで定められた金額はありません。
如何に高い金額の慰謝料であろうと、支払いに同意が得られるのであれば成立します。
しかし、実際には「ない袖は振れない」という事になりますので、過去の判例に基づいた金額が反映された「相場」のようなものはあります。
裁判となると基準とされる金額に双方の責任度合が加味されて決められます。
離婚の原因となっているかどうか、子供の有無、婚姻期間、不貞の期間や頻度などの事情によっても違ってきますが、一般には100万〜300万の範囲で決められることが多いようです。(調停員からの提示金額もこのくらいです)
ちなみに弁護士から届く内容証明郵便の慰謝料請求金額は判で押したように500万円が多く、「まずはこのくらいから始めましょう」ということだと思います。
請求する側で気をつける点は慰謝料の請求に時効期間(3年)がある事や、ダブル不倫の場合には自分の夫や妻に対して逆に慰謝料を請求されて相殺されてしまう事です。
世の中には慰謝料というお灸を据えないとわからない人もいれば、据え過ぎて取り返しのつかない事になってしまう場合もあります。
H20.3/7 浮気の理由や状況を何度も繰り返し聞きたがる妻の心理

夫の浮気が発覚した時、妻が理由やその一部始終を何度も尋問するケースがあります。夜中に始まり朝まで続けられることも少なくありません。そして翌日も翌々日も続きます。それは夫がまだ隠していることがあるのではないか?ウソを言っていないか?などの理由と共に、裏切られたという辛い気持ちをどうにかしたくてとる行動です。奥様の心の中にすべてを知ることで気持ちが楽になり、許せるのではないか?という心理が働くのです。ですから夫が本当に反省し、奥様を失いたくないと思うならば、奥様の受けた深い傷を少しでも楽にするため正面から受け止め、とことん付き合う気持ちが必要です。
H20.2/1 夫の財布、妻の財布(家計の管理で防げる離婚の危機)

結婚して夫婦がまず最初に決めることは財布をどちらが管理するかということです。夫が管理して妻に毎月の生活費を渡すパターン。慣れたら妻の管理に移行するパターン。最初から妻がすべてを管理するパターン。また、共働きで共に収入がある場合には生活費の負担割合を決めてそれぞれが自分の財布を管理するパターンなどさまざまです。
「やりくり」の能力にもよりますが、私はなるべく早い段階で奥さまが管理するのが理想だと思っています。そこにはご主人が奥さまを信頼している形が見えるからです。奥さまもきちんとした報告をして、その信頼に応えることでコミュニケーションが生まれます。「信頼→安心→コミュニケーション」が毎月繰り返されることで夫婦の絆が強まり、互いに感謝のできる思いやることのできる夫婦の基礎ができるのではないでしょうか。
「金銭的なことで夫婦の絆を保つなんて!」とお叱りを受けるかも知れませんが、生活の基盤を固めるということは夫婦にとって本当に大切なことなのです。
実際、金銭がらみの夫婦喧嘩に端を発した離婚相談が非常に多いのも事実です。
H20.1/18 年上の奥様(妻)からのご相談が増えています!

ご相談は妻が40〜45歳、夫が35〜39歳のご夫婦に集中していて、夫が妻に離婚を要求するケースが多いです。共通していることは夫の不倫か金銭問題(借金、浪費)です。年上の妻は「母親」のように世話好きで「姉」のようにしっかり者、年下の夫は「子供」のようにわがままで「弟」のように甘えん坊のケースが多く、それはお子さんの有無に関係なく起きています。妻がリーダーシップをとり夫が従うという構図ですが、妻は夫が頼りないのでやらざるを得ないというのが実情で、夫もその方が楽なので従ってはいるものの、その不満がやがては反抗期の子供のように爆発して問題を引き起こしてしまいます。
H19.12/12 ローンのある家やマンションの財産分与で困ること!

ご相談者の悩みで多いのが離婚後の住まいの問題があります。特にローンで購入した家やマンションをどうするかという事です。夫が妻に財産分与として家を譲り、夫の名義の家に妻や子供が住み続ける場合にローンの残金をどちらが払っていくにしても名義を妻に変えなければなりません。手続きだけで簡単にできると思われている方が多いのですが、ほとんどの銀行は残金を一旦全額返済しなければ抵当物件の名義や債務者の名義の変更には応じません(ただし住宅金融公庫は収入基準が満たされていれば可能)。
そうなると名義は夫のままでどちらかがローンを払っていくことになるのですが、不払いが生じた場合には家を失うことになります。夫と交わす公正証書も有効ですが、夫の事情次第では「無い袖は振れない」ということになる可能性もあり万全ではありません。長期住宅ローン以外の中短期の貸付け金に借り替えても金利と返済額が大変です。結局、最後は身内にまとまったお金を都合してもらうか、家を売ってローンを返済し残金を手にして転居することになります。
H19.11/15 「やり直し」でも「離婚」でも最低限の知識は必要です!

「やり直し」や「離婚」のご相談で最も多いのが「何から手をつけたら良いのか分らない」というご質問です。つまり、目的地は決まっていても入口が分からないのです。人と人とのトラブルを解決するとき、どこから入るかが非常に重要となります。それを誤ると後で取り返しがつかないからです。「あみだくじ」のような問題解決への道ですが、いくつかのポイントとなる知識を持っているだけで、その後の話し合いや交渉が自信をもってスムーズに進められます。
H.19.10/10 30代半ば〜40代前半のご夫婦に多い離婚問題

この年代の方々には自分の進むべき道を改めて考え直すという「人生の踊り場」が訪れるのかも知れません。それは男女の性別とか子供がいるいないに関係ないようです。ある相談者(女性)は言いました。「結婚して10年経ち、仕事や家事の忙しさに埋もれる中、ふと考える『夫婦でいることの意義』や自分の夢。この10年をふり返り、このままでいいのか?違う道もあるのではないか?今なら間に合うのではないか?そんな悶々とした日々が続く中、事件は起きました。些細な夫婦げんかで発した夫の無神経な一言が、積み重ねられた我慢の限界を越えさせてしまったのです。その瞬間、自分の中で何かがはじけ、別のスイッチが入ってしまい離婚に対し迷いが無くなってしまった」〜と。不貞、暴力、借金、セックスレスなど理由のはっきりとしたご相談だけでなく、このようなケースのご相談も非常に増えています。
H19.8/2 愛情と支配は違います!

ご主人が奥様の外出や旅行を極端に制限したり、家計の‘財布’を一切渡さない、その日の買い物をすべてチェックするなどの行為は、奥様や家庭を守るための「愛情」からではなく、ご主人自身の安心のためにすべてを把握していたいという「支配」に近いものがあります。また、浮気が発覚した時に浮気をされた側である妻や夫が本人に対して浮気の内容を異常に細かいところまでしつこく尋問するのは、自分の支配下にある妻や夫に自分の知らない部分があることが許せないのです。決して許すために聞いているのではありません。これらの行動は「支配」して安心したいという願望を「愛情」にすり替えて正当化しているに過ぎません。
H19.7/11 夫婦の相性って何でしょう?大事なのは「感性」!

結婚前のお付き合いでは性格も価値観も好みも全て受け入れられると思っていたはずなのに、だんだん「好き!」という気持ちが冷めてくると我慢しなければ喧嘩になってしまう事が増えてきます。そんな時ひとは「相性が悪かった」と言います。しかし全てが合うお相手など滅多にいるものではありません。大事なのは『感性』です。音楽で言えば、メロディーが良くてもリズムという感性が合っていなければ違和感や不快感を覚えるものです。感性は感受性であり、その人が持つ感覚のことです。夫婦の相性を考えるとき、感性の違いを互いに認識し合うことから始めるべきではないでしょうか。
H.19.6/1 悩み‥疲れて‥、考えが堂々めぐり

夫婦の関係がうまくいかなくなった時、やり直すべきなのか、離婚するべきなのか、「自分はどうすればいいのか」が分からなくなってしまう方が本当に多いです。そこにある程度の見通しを立ててからでないと前には進めません。考えることが堂々巡りとなり、悩み続けて疲れきって最後は「心療内科」へ通うことにもなりかねないのです。今のあなたにとって一番大事なことは、進むべき道を選ぶ前にそれぞれの道の先にどんな幸せや問題が待っているかを知ることなのです。それには正しい知識と情報、更には参考にできる同様の事例などが必要です。しかし、「悩み」がその気力を奪います。一度ご相談ください、必ずお力になれると思います。
H19.5/22 調停は初回で決まる!調停員のアタリ・ハズレも要注意。

離婚調停を申し立てる側も受ける側も大事なことは調停員を味方にするという事です。これは円満調整(やり直し)でも同じです。特に初回が重要で、準備する書類や話し方、態度を誤ると「正義が負ける」ということも起きます。調停員も人の子で先入観で判断したり、付き添っている弁護士の顔色をうかがいながら話を進めるたりもするのです。また、調停員の年令や古い価値観も思わぬ障害となる場合があります。私達は調停員を選ぶ事ができないのでアタリ・ハズレも生じます。調停件数の過密も手伝って、たった一回で「不調」となってしまうこともめずらしくありません。そうならないためにも皆様には是非、予備知識を得て調停に臨んでいただきたいと思います。少なくともこれまでの経緯を記した書類くらいは必ずお持ちになってください。
H19.4.10 やり直すための「別居」、別れるための「別居」

別れたい妻と、別れたくない夫。別れたい夫と、別れたくない妻。共に行動開始は「別居」からというケースが多いのですが、それぞれの思惑には違いがあるのです。頭を冷やすための別居と破綻状態を意図的に作るための別居です。
待つ側にしてみると、その間どのようにして待てば良いのか、子供への対応をどうするか、経済的な問題など課題は山積みです。
離れて暮らす事でその大切さに気が付き、やり直せたケースも実際に何件か目にしています。その場合の共通点はいくつかあります。問題の原因にもよりますが、ポイントは「別居」を切り出す時期だと思います。これ以上、我慢できないところまで引っ張ってから別居すると糸の切れたタコのように戻ることができなくなってしまうのです。
別居のタイミングと自分を見つめ直す時間をもつことが大切です。
H19.3/31 年金分割制度の大きなカン違いにご注意!

本年4月から離婚時の年金(厚生年金)分割制度が開始されましたが、ご相談者の中には誤った知識を持って来られる方も少なくありません。その例をいくつかご紹介いたします。@分割請求は離婚時に妻が国民年金に25年以上加入していることが必要です。A分割できるのは厚生年金部分だけで、国民年金(基礎年金)部分は分割されません。B年金受給開始前に分割合意しても、離婚後直ちに年金が支給される訳ではありません。C分割請求は離婚してから2年以内に行うことが必要です。D平成20年4月1日から施行の「3号分割」を待っていても、それ以前の期間の年金部分は夫の合意なしには分割されません。以上ですが、まずは社会保険事務所で資格の有無と予想金額を確認することをおすすめいたします。
H19.2/19 子供が生まれ仕事も順調、さあこれから!という時に‥

20代半ばから30代前半の夫婦に多いのがこのケース。子供が生まれ仕事も順調で、さあこれからという時に夫から切り出された突然の離婚話。「なぜ?」と誰もが耳を疑うようなことです。こんなとき夫は本当の理由をなかなか言いません。いい加減な理由でごまかそうとします。しかし、そのほとんどがご主人の女性問題にあります。出産前後の夫婦(性)生活が大きく影響していることもその特徴です。こんな時、むやみにご主人を問い詰めて事態を悪化させることは得策ではありません。「雨降って、地固まる」ということわざもあるように、夫婦のきずなを強くするチャンスと思ってご主人と向き合ってください。奥様次第で結果が大きく変わってきます。
H19.1/10 離婚後の生活が経済的に困難な場合 (扶養的財産分与)

離婚によって夫婦の一方が経済的に困窮すると予想される場合には、「扶養的財産分与」を請求する事ができます。 長年専業主婦だった妻が高齢や病気などの理由で職に就けない場合や、子供が小さくて職に就けない場合には、夫は妻の経済的自立のメドが立つまで生活を保障しなければなりません。 また、清算的財産分与や慰謝料が少額で生活できない場合や、それらを請求できない場合にも請求する事ができます。